伝説のグラッパ職人
マスターの憧れの人、伝説のグラッパ職人ロマーノ・レヴィの話です
グラッパとは、イタリアの食後酒でブランデーの一種です
ワインを造るときに出来るヴィナッチャと言う
葡萄の絞り粕を使って作るのが特徴です
もともとは労働者の飲む安酒として愛されていた歴史が長く
ここ15年ほどで製造法なども見直され、急激に評価が上がり
たちまち高級酒として一流レストランにも並ぶようになりました
そんな近年、世界的にも非常に高い評価を受けるグラッパの中でも
イタリア人ですら手に入れる事が難しいのが
生きる伝説 ロマーノ・レヴィ氏(1928生)の作るグラッパです
バルバレスコに蒸留所を持つ彼のグラッパは
ネビオーロ種を主体にしたものが多く
彼の作るグラッパは「天使のようなグラッパ」と呼ばれています
彼の作るグラッパは、昔ながらの直火式を頑なに守り続け作られます
加水はしないためアルコールも一定でなく45%から50%と高めです
そして全てのラベルは彼の手書きのイラストが入り
しかも一枚として同じラベルは書かないそうです
その為人気のあるラベルは、それだけでプレミアが付くほどです
彼は一日に5枚〜10枚程度しかラベルを書かず
ラベルの書けた分しかボトリングしない為
一日の販売量も10本売るか売らないかだそうです
しかも直接取りに来た人にしか売らないので、現地に行っても買えるとは限りません
納得行くラベルが書けないときは、販売もしないそうです
これが彼の作るグラッパが幻のグラッパと呼ばれる所以です
「昔は生活の為にグラッパを作っていた、今は人生のために作っている」
このロマーノ・レヴィの言葉には
彼のグラッパに対する想いが全て込められているのでしょう
実はマスターも私物で一本持っています(売る気なし)
半端じゃなく美味しいです