続・イタリア料理を食べる
「食文化の違いと言う大きな壁」
イタリアの食事事情と日本とではとても似ている所が有ります
魚を生で食べる事(世界的にはとても珍しい)、麺類を良く食べる事
米を食べる事(主食としてではないが)等です
逆にイタリア人の食事の形式と日本人と決定的に違うのは
ワインが食事の一部になっていること(もちろん飲めない人もいる)と
食事が軽めの料理から重たいしっかりした料理に移っていく事
パスタと言う言葉の持つ意味合いの違い
この三つだとマスターは考えます
この中でも致命的なのはパスタの持つ意味合いです
パスタ=麺と思っている方も多いと思うのですが
パスタとは本来”粉を練ったもの”の事を指します
つまり長い麺の形を取っている必要がないということです
日本で言えば蕎麦も、うどんも、水団も、饅頭の生地も、パンも、パイの生地やクッキーも
全てパスタに入ってしまうと言うことです
だが日本に最初に入ってきたパスタであるスパゲティーが日本で言う麺の形だった事で
そこからパスタ=麺類と言う誤解が生じてしまいました
そして日本には麺類をメインとして食事が完結すると言う文化がある為
パスタはイタリア料理の中で”第一の皿プリモピアット”であり、食事の中の一部に過ぎない
と言う事が人によってはとても難しく感じるようです
ただそんなに難しく考える必要はないのです
日本で例えるならパスタは御飯で、メインディッシュはおかず
そして前菜はおつまみや漬物の様な物とでも思って下さい
「そういう事ならおかずも無いとチョット寂しいなぁ」
「出来たらそれに合うワインも飲んでみたいなぁ」
その位の認識で十分です
そうすればきっと、もっと楽しく食事が出来るようになると
マスターは考えます
珍しく真面目な話をしてしまいました