rainy day
ある雨の日
大阪に住んでいた当時の後輩の話
その日はひどい雨でした
いつもはバイクで通勤していたマスターも
この日は電車で通勤するしかないほどの雨
電車はあまり好きではないのと、バイクに乗れないのとで
朝から憂鬱です
とりあえず店に着くといきなり後輩が
「先輩聞いてくださいよ、死ぬかと思いましたよ!」
というので話を聞いてみる事に
彼はいつも電車で出勤してくるのですが
その日は祝日ということもあって
いつもは混んでいる電車もすいていて
けして短くない道のりを座って行けるので
その日は得した気分だったそうです
だが、ある駅でその小さな幸せが一転して地獄に・・・
電車が駅で止まり、一人のとても柄の悪そうな
そして明らかに普通の職業に見えない、怖そうなおじさんが
睨みを利かしながら入って来たそうです
後輩が、怖そうな人だなぁ嫌だなと思った時
雨で滑りやすくなっている車内で、その怖そうなおじさんが
つるっと滑って、
その瞬間おじさんは
「ちょちょーい!!」 (低い声で)
と口走ってしまったそうです
ふきだしそうになった後輩は「まずい!笑ったら殺される!見たら絡まれる!」と思い
必死でこらえながら車内の様子を伺います
しかし車内は2〜3人しかいない上に
後輩以外は全員死んだフリをしています
笑いたいが笑えない、逃げたいが電車は出たばかり・・・
目的地に着いた時には燃え尽きてしまったそうです。
後輩いわく「ちょちょーい!は反則っすよね」
さすがの関西人も、誰にでも突っ込むわけではないらしい